KAMMENNYI TSVETOKー棗猫の標本箱

"KAMMENNYI TSVETOK(カーミニツヴィートク)"は鉱物蒐集に関する個人的な覚え書きのBlogですFC2より引っ越しました。 サイト名は真の美しさを求め石の花を追い求める石工を描いたロシアの作家パーヴェル・バショーフの小説集の題名「石の花」のロシア語表記から採りました。 *当サイトの管理人は著作権を放棄しておりません、文章及び画像の無断転載はご遠慮下さい。

池袋ミネラルショー覚書

Quartz Var. Amethyst with Prehnite

Brandberg Dist. Erongo Region, Namibia

遅くなりましたが池袋のミネラルショーのレポートなぞ。

珍しく初日に行く事が出来たのですが、3F会場のブースの配置がシャッフルされていた事も有りいつもと勝手が違ってとまどいました。

さて肝心のショーですがやはり円安の影響からか全体的には単価アップ、しかしその分真面目な標本が増えていた様に思います。

逆に激安数珠ブレスとかその手の雑貨に近い感じの物は減っていたような。

会場で話題になっていたのはデュモルチ石入り水晶、3Fの標本系のお店にはタンブル状のものが、別のお店ではブレスレットに仕立てられた物が出品されていました。

ブレスレットはビーズ状に磨かれた水晶の中に青い結晶の花が咲いていて非常に美しいものでしたが値段も桁違い(^^;見せて頂けただけで満足です。

今回お買い得感があったのはロシア系のお店でしょうか。

いつも覗いているロシアのお店にはダルネゴルスクのニードル状の赤水晶や透明な蛍石の良品が並んでいました。

写真のプレナイト付きのアメシストは三階に今回初めて出展していたナミビアのブランドバーグ鉱山の水晶を持ってきた海外業者から買ったもの。

同じプレナイト付きでもプレナイトが主役の物、プレナイトが水晶全体を覆っている物など色々なタイプが有って迷いました。

このお店、他にもグリーンクォーツのクラスターにゲーサイト・レピドクロサイトのインクリュージョンが入ったポイントが付いたタイプや水入りのアメシストなどなかなか面白い標本を持ってきていました、来年も来て欲しいお店です。

今回は一日しか行けず、何となく不完全燃焼。

やはり会場のスミからスミまで見て回るには数日通わないと難しいですね。

一番の収穫は普段お会い出来ない石好きさんにたくさんお会い出来た事かもしれません

特に南の方に引っ越され以来なかなかお会い出来ていなかった某鉱物紳士に久々に再会出来たのが嬉しかったです。

お元気そうでなりよりでした^_^