KAMMENNYI TSVETOKー棗猫の標本箱

"KAMMENNYI TSVETOK(カーミニツヴィートク)"は鉱物蒐集に関する個人的な覚え書きのBlogですFC2より引っ越しました。 サイト名は真の美しさを求め石の花を追い求める石工を描いたロシアの作家パーヴェル・バショーフの小説集の題名「石の花」のロシア語表記から採りました。 *当サイトの管理人は著作権を放棄しておりません、文章及び画像の無断転載はご遠慮下さい。

2008-01-01から1年間の記事一覧

メリークリスマス!!

クリスマスカラーの華やかな石をと思ったのですが、これは少し無理があるかな。 淡いピンクから濃いグリーンへのグラデーションが楽しいアフガニスタンのトルマリンです。 あと数時間で日にちが変わってしまいますが メリークリスマス! 本年もお世話になり…

第17回東京ミネラルショーちょこっと覗いてきました

何だかここ数年池袋ショーの度に同じ事を愚痴っている気がしますが、この時期毎度々仕事が重なってしまうのです、私は狭くて人が多い6月の新宿ショーより池袋の方が好きなのでがっくり。 でも、一目見るだけでもと閉会間際に一時間程「覗いて」きました。 …

石磨きに挑戦!

以前何度かお会いした石好きさんの一人に手磨きでオパールを磨き上げる名人がいらっしゃいまして、御自分で磨いた貝オパールの実に素敵なコレクションを作られていました。 私は未研摩の原石が好きなのですが、綺麗に磨き上げられた貝の表面に鮮やかな虹の様…

虹の卵

写真の石はエチオピアのオパール、ちょうどウズラ卵を半分に割った位の大きさです。 前から欲しいなと思っていたのですが予算が合わず諦めていた所をIMAGE2008で思わぬ「プチプライス」で手に入れる事が出来ました。 オパールの産地としてはオーストラリアと…

のぞいてきましたIMAGE2008

10月3日から6日まで新宿で開催された「国際ミネラルアート&ジェム展IMAGE2008」 磨きもの中心のイベントだし、なんやかんやで多忙だし…ぎりぎりまでパスするつもりでいたのですが 石仲間の方々のレポを読むうち矢も盾もたまらなくなり、やっぱり出かけてし…

緑に惹かれて

相変わらずののんびり更新で申し訳ありません(^^; さていきなりですが写真の石何だと思いますか? この石は先月開催されたJAPAN JEWELLERY FAIR2008で購入した物です。 本当ならばこのフェアの話題で更新するつもりだったのですが… 何ともはや… 一言で言って…

もう一つの聖火

今夜オリンピックの「聖火」とは別にもう一つの「祈りの火」が世界中を照らしている事をご存知でしょうか? Candle4Tibetは五輪の華やかな祭典の影で苦しむチベットの人々の為に祈りを捧げる、「光のプロテスト」です。 私も彼の地で産まれた小さな水晶と共に…

謎の「まっくろくろすけ」

Quartz/Corinto Mnas Gerais/BRAZIL 鉱物蒐集の世界では良く「水晶に始まり水晶に終わる」と言う人が居ます。 水晶は最も身近な鉱物でありながら種類が多く、飽きの来ない美しさとユニークさを兼ね備えた鉱物です 嵌まると大変、水晶のヴァリエーションを総…

不思議な庭園水晶

Garden Quartz/Araquai, Minas Gerais, Brazil 今回ミネラルフェアでなんとしても探し出したかったのが写真の石です。 え?只のガーデンクォーツじゃないかって?ふふ実はこの石ちょっと面白いガーデンクォーツなんです。 きっかけは地元にある馴染みの石屋…

ミネラルフェア戦利品ー蛍石

自他共に認める蛍石愛好家なので毎回ショーの度に必ず何かどうか蛍石系を買ってしまいます。 今回の収穫はこれ、紫の層の上を黄色の層が覆った美しい群晶です。 外側の黄色の奥から紫が透けて見えるので透かしてみると両者の色が干渉し合って中心部がワイン…

第21回東京国際ミネラルショー初日

新宿ショー初日、午後から参加してきました。 本当に良いもの狙いのコレクターは「朝から勝負」がお約束ですが、私は予算的に大物は無理なのでマイペースで落ち穂拾いを狙います。 毎度の事ながら新宿ショーは会場の半端な広さと人出の多さが苦手、年々人が…

イリノイ・ブルー

bethel.Level,Annabel Lee Mine, S, Illinois, USA イリノイのブルーフローライトです。 透明感のある水色の蛍石、表面のテクスチャーが未来都市の 様で面白い、黄鉄鉱のアクセントが効いています。 水色としか表現出来ない淡いブルーなのですけれど この微…

チベットの蛍石

Fluorite with Quartz/Tibet 写真の石は蛍石と水晶の共生標本です。 写真(上)は紫の蛍石にピントを合わせていますが水晶自体も表情豊か、下の写真をご覧頂くと解るのですが、表面を細かい微結晶が覆い、透明な水晶の上を黒い鉱物(おそらくグラファイト)…

浮かび上がる色

たまにコレクションの整理をしていると「これ何だっけ」と思う石が有ります。 写真の石もそんな中の一つ、メモ書きに自分の字で産地と「トルマリン+水晶」とだけ書いてあります。 しかし、なんとも地味な印象の石、トルマリンが大胆に水晶ポイントに刺さっ…

第19回国際宝飾展(IJT)

相変わらず更新が滞りがちで申し訳ありません さて今回は私が先月これの為に振り回され続けたIJT(国際宝飾展)の話題です。 1月23日から26日の4日間開催されたこのイベントも来年で20周年、今年も盛り上がりました!と書きたい所なのだけれど…う~~んどう…

第19回国際宝飾展(IJT)

相変わらず更新が滞りがちで申し訳ありません さて今回は私が先月これの為に振り回され続けたIJT(国際宝飾展)の話題です。 1月23日から26日の4日間開催されたこのイベントも来年で20周年、今年も盛り上がりました!と書きたい所なのだけれど…う~~んどう…