IMAGE2005
Spiderweb obsidian/Tekira MEXICO
先週は新宿のミネラルフェアIMAGE2005に行ってきました。
この催しは6月の新宿ショーと同じ主催者が開いていますが原石中心の6月に比べ、こちらは加工品が中心、その分一般の人にとっては敷居の低いミネラルフェアと言えるでしょう。
加工品中心のフェアとは言うものの例年は原石の業者も出ていたのですが、今年は規制が強くなったのか原石のみの業者は殆どはねられたらしく出展社の減少が目立ちました、特に海外の業者さんが非常に少なかったの残念です。
出展が少なければ来場者も少ないのが当然で、6月のフェアに比べその分ゆったりと観られたのは良かったと思います。
新産出の色の濃いラリマーの他は目立って新しい石は無くてがっかりしましたが、今迄高価で買い逃していた石が思わぬ破格値で見つかったり、いつもより業者さんとのんびり話が出来たりとそれなりの楽しみは見つかるものです。
今回も会場で石仲間達に再会、出物が有るお店を教えて頂いたり収穫を見せ合ったりと楽しい会話の時間を持つ事が出来ました。
この事が一番の収穫かも知れません。
写真はTianさんで購入したメキシコのスパイダーウェブオブシディアン、日本では黒曜石で知られる非晶質の火山性天然ガラスの一種、ガラス質なので持つと見た目より軽く感じられます。
濃いブルーグレーの地に描きだされた模様が蜘蛛の巣を思わせる事からこの呼び名が付いたようです。
自然が描いた奇妙な模様をじっと眺めているとナスカの地上絵の様にも顕微鏡下の細胞組織の様にも見えて来て不思議な感じがしますね。