ミネラルフェスタ in 横浜赤レンガ倉庫 2011
横浜赤煉瓦倉庫で開催された『ミネラルフェスタ in 横浜赤レンガ倉庫』を観に行っていました。
実はこの展示会に行くのは今回初めて、直後に新宿のIMAGE展が開催される事もあって例年パスしていたのですが今回はTwitterでビスマスの人工結晶造りの達人石華工匠さんがを出展すると言う情報を知ったのでそちらを目当てに。
赤煉瓦倉庫に到着したのは土曜日の午後、連休の中日だからなのか午後遅いからなのか客足も多過ぎず至極まったりした雰囲気の展示会です。
会場中央にアクセサリーの製作体験コーナーがどんと構えている事からも察しがつくように、この展示会は石を使ったクラフトとアクセサリーが中心で原石は殆ど出ていません。
ライトユーザー向けの展示会らしく、素材よりも完成品のアクセサリーが中心でやや価格が強気設定のお店が多く、品揃えも特に目新しい物はありませんでした。
同じ指向のIMAGE展と開催時期が近すぎるのではと思うのですが、こちらはお一人でこつこつと石のアクセサリー製作をされているような個人のお店の出展が多く同人即売会の色合いを強く感じます。
今回も私は大ドジを踏んでしまいまして、退社後に直行の為荷物をロッカーに預けたのは良いのですがルーペとペンライトを一緒に仕舞いこんでしまった事に気づきました。
もう今日はビスマス以外の石を買うなという天のお告げと諦めてルースも原石も見てるだけ(笑)
面白かったのは一種のマクラメ編みの石包みなのですがアンモナイトの様な渦巻きモチーフで石を包み込む様にデザインされたアクセサリーを出品していたお店、なかなか凝った造りで面白く他の展示会では見かけた記憶が無いのでお話をうかがってみると普段は石関連の展示会ではなく同人即売会のアクセサリーコーナー等に出展しているとのことでした。
新宿ではなかなかゆっくり見られない三葉虫クラブさんの見事なクリーニングの化石を眺めながら奥様のお話を伺ったり、大きな展示会には出ていない小さなクラフトショップを見つけたり、この展示会はそういう楽しみ方をするのが良いのでしょう。
さて、目的のビスマスですがブースに向かうと色とりどりの結晶が並んでいました。
以前新宿ショーでドイツの業者さんが出品しているのを見かけて欲しいとは思ったものの、その時は人工という事で何時でも買える気がして買いのがしてしまい、その後その業者さんを見かけ無くなってしまいました。
小さな物なら結構見かけるのですがある程度立派なサイズの物はなかなか見かけません。
今回は思い切ってお薦めの大型の結晶とそれとはタイプの違う中ぐらいのものを2つ選択。
堀石さんから製作時のご苦労やドイツの制作者との方法の違いなどお話を伺えて楽しかったです。
おまけで頂いたチビッコ結晶は樹脂に閉じ込めてアクセサリーに加工してみようかな。
帰り際に倉庫を振り向くと大きなクジラの影がゆらゆらと投影されていました、観賞魚の即売会イベントの余興なのかな。
クラシックな倉庫に映えて幻想的でした。