KAMMENNYI TSVETOKー棗猫の標本箱

"KAMMENNYI TSVETOK(カーミニツヴィートク)"は鉱物蒐集に関する個人的な覚え書きのBlogですFC2より引っ越しました。 サイト名は真の美しさを求め石の花を追い求める石工を描いたロシアの作家パーヴェル・バショーフの小説集の題名「石の花」のロシア語表記から採りました。 *当サイトの管理人は著作権を放棄しておりません、文章及び画像の無断転載はご遠慮下さい。

50光年彼方の巨大ダイヤモンド

宇宙空間に浮かぶ巨大なダイヤモンドが見つかったと、米ハーバード・スミソニアン宇宙物理学センターが発表した。終末期の星の内部にあり、直径約4000キロで月(直径3476キロ)よりも大きい。重さは10の34乗カラットもある。


 同センターは、地球から50光年ほど離れた場所にある白色矮星(わいせい)という末期の星に注目。振動を詳しく分析した結果、星の内部が硬い結晶でできていることを突き止めた。白色矮星の主な成分である炭素が、内部の超高圧状態のせいで結晶化してダイヤになっているらしい。


 太陽も50億年後には燃え尽きて白色矮星になり、さらに20億年たつと中心部に巨大ダイヤができるという。


 今回の白色矮星は、ビートルズの曲「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンズ」にちなみ、「ルーシー」と名付けられた。同センターは「このダイヤを鑑定するには、太陽と同じくらいの巨大な拡大鏡が必要だ」と話している。

引用(asahi.com

♪ねぇ教えてハリー・ウィンストン、ダイヤモンドについてのすべての事を…♪というのはモンローが映画の中で歌った歌の一節だけど、さすがのハリ-もオッペンハイマー(De Beers)もこんなモノの存在は知らなかった訳で…

名前をThe Beatlesの曲からとったと言うのも素敵です、 単なる炭素の固まりとは分かってても直系4000kmのダイヤモンドなんて石好きの夢そのもの。