9500年前の子猫
フランスの国立自然史博物館の発掘チームが、地中海のキプロス島で約9500年前の新石器時代の遺跡に人と一緒に埋葬された猫の骨を発掘しました。
ネコは生後8ヶ月くらいの山猫の一種と見られ、埋葬されていた人物のペットとして大切にされていたのではないかと推測されています。
「非常に興味深い発見だ。人の近くに埋葬されていたことは、人との近い関係を示している。猫と人間の歴史を大きくさかのぼる成果で、癒やしなど精神的なつながりがあったのではないか」-スイス・チューリヒ大のデニス・ターナー教授
ネコと人間の関係って犬の場合と違って抽象的な感じがしますね、親子のようでもあり対等の同居人のようでもあり…微妙に寄り添う関係。
9500年前の子猫も咽をならして飼い主に甘えたりしたのかな。(写真は我が家のネコです。)