ニュージーランドのストーンヘンジ
ニュージーランド北島のワイララパ地方に民間の天文研究会が計画したストーンヘンジがもうすぐ完成する予定です。
この『Stonehenge Aotearoa』は巨大な南半球の天文カレンダーとして人々の天文学に対する興味を呼び起こし、天文学の基礎を学ぶ場を与える目的で民間の天文研究会「フェニックス天文同好会」によって計画されました。
またこのストーンヘンジは南半球独自の物として、ポリネシアの船乗りたちが太平洋を航海するさいに使った星々とリンクさせた巨大なポリネシアのの星の羅針盤としても設計されているそうです。
この計画の代表者リチャード・ホール氏の言葉
われわれはここに古代を再現した。われわれの祖先が出発したところ、そこは1万年を経た今も変わらぬ確かさを保っている。そこへ今、われわれは現代の天文学を付け加えようとしているのだ
画像を見ると英国のストーンヘンジにくらべシンプルで印象は異なりますが、夢のある素敵な計画ですね。このような民間の計画に対し国の科学団体から援助があるところがNZらしく好ましいです。いつかこのストーンヘンジの中で南天の星空を眺めてみたいものです。
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