KAMMENNYI TSVETOKー棗猫の標本箱

"KAMMENNYI TSVETOK(カーミニツヴィートク)"は鉱物蒐集に関する個人的な覚え書きのBlogですFC2より引っ越しました。 サイト名は真の美しさを求め石の花を追い求める石工を描いたロシアの作家パーヴェル・バショーフの小説集の題名「石の花」のロシア語表記から採りました。 *当サイトの管理人は著作権を放棄しておりません、文章及び画像の無断転載はご遠慮下さい。

米企業がクローン猫を値下げ

'04/12/23の記事の続報です。

世界初クローン技術の商品化に成功した"Genetic Saving & Clone"社ですが、技術の向上により代理母の猫を多く確保しなくても良くなったためクローンの代金を一匹5万ドルの代金を36%下げ一匹3万2千ドルで販売する事を発表したそうです。

現在クローン猫はニッキーに続き8月に一匹を販売、今後2~3ヵ月で3人の顧客のもとに届けられる予定だそうです。

Exite News/共同通信「クローンネコの代金36%安 米企業、顧客拡大狙いか 」

"Genetic Saving & Clone"社はこの値下げによって販売の拡大を狙っている様です。

私のクローンに対する考え方は12/23のエントリーに書きました。

記事を読んで心配なのは「技術が向上」する前に「確保」されていた代理母猫たち。個体数が多く必要だったと言う事は母体の中で無事成長するクローン猫がそれだけ少なかったと言う事でしょう、失敗した場合彼等の健康に影響はないのでしょうか?

生命を単なる「商品」として扱っているとしか思えないこのNEWSには胸の奥から苦い物が込み上げて来てなりません。