KAMMENNYI TSVETOKー棗猫の標本箱

"KAMMENNYI TSVETOK(カーミニツヴィートク)"は鉱物蒐集に関する個人的な覚え書きのBlogですFC2より引っ越しました。 サイト名は真の美しさを求め石の花を追い求める石工を描いたロシアの作家パーヴェル・バショーフの小説集の題名「石の花」のロシア語表記から採りました。 *当サイトの管理人は著作権を放棄しておりません、文章及び画像の無断転載はご遠慮下さい。

石磨きに挑戦!

未研磨のShellopal

以前何度かお会いした石好きさんの一人に手磨きでオパールを磨き上げる名人がいらっしゃいまして、御自分で磨いた貝オパールの実に素敵なコレクションを作られていました。

私は未研摩の原石が好きなのですが、綺麗に磨き上げられた貝の表面に鮮やかな虹の様な遊色が浮かぶ様は美しく、あれならいつか一度挑戦してみたいなと思っていたのです。

この連休中に何だか急に磨いてみたい衝動に駆られ、取りあえず手許にある貝オパール(上の写真)をサンドペーパーで磨いてみる事に。

この貝オパールの場合、2枚貝の片側が外れてオパール化したようで片面には滑らかな貝の質感が残り、裏側はでこぼこして居ます。

今回は初めてなので難易度の低そうな比較的滑らかな面をおっかなびっくり摩り上げて行きます。

粗いものから順番にサンドペーパーで磨く事数時間、何とか下の写真の姿になりました。

う~ん…前述の名人の作品と比べると今一つですが、貝の質感を残したまま遊色を引き出せたので良しとしましょう。

何だか段々欲がでてきて、裏側を磨いてみたくなってきました。

そちらの面の方が厚いオパール層を隠していそうなので表面より綺麗な色が出てきそう…でも両面磨くと化石オパールの質感が失われてしまうし

悩み所です(^^;

Shellopal