東京ミネラルショー2012 鉱物編
さてミネラルショーレポート続きは鉱物編です。
先ず向かったのは第2会場に出展してるアフリカ鉱物のお店、ここは毎年手頃な価格のアホアイト入り水晶を持って来てくれるのですが中に数点パパゴアイト入り水晶が混じっているのです。
覗いてみると一点それらしき物が…
毎年出遅れで買い逃していたのですが今回やっと入手に成功、財布にも優しいお値段でした。
お目当ての石は確保したので再びメイン会場へ。
メイン会場で先ず見つけたのは小さなブルーアパタイト結晶がついている曹長石の標本、私が購入したのはサムネイルサイズの物ですが一緒に高さ30cm以上ありそうな大きな標本も飾られていました。
いつも覗いているロシアのお店ではシデライト付きの水晶と磁硫鉄鉱仮晶上に結晶した黄鉄鉱の標本を購入、私的には目新しかったのですが会場でお会いしたKuroさんによると去年も出ていて石仲間の間で評判だったものだそう、そういえば去年は時間が無くて会場をろくに回れなかったんだっけ。
一年遅れでも手に入って良かった、一度逃したらその後縁が巡ってこない石もあるのです。
購入には至りませんでしたがちょっと珍しいかなと思ったのはメキシコはチワワ産のストロベリークォーツ、カザフスタンの物はよく見ますがこの産地の物は久しぶりに見ました。
模様石関係では三葉虫クラブさんのジャスパーのコレクションが素敵、カザフスタンのお店のデンドリックアゲートもなかなか綺麗な模様のものがありました。
個人的にはそれなりに収穫の有った今回のショーですが、振り返ってみれば去年の内蒙古フィーバーの様な目新しい産地や新産の鉱物のお目見えは無かった様な…。
私が力を入れて集めているのは蛍石なのですが今回は残念ながらなかなか良い物に出会えず購入したのは1点のみ。
ダルネゴルスクの無色もインドの球状もイリノイも出ては居たのですが、値段と品質の折り合い的に惹かれる物が見つかりませんでした。
とは言っても私が会場を見て回ったのは一日だけ、見落としている物が沢山あるかも知れません。