KAMMENNYI TSVETOKー棗猫の標本箱

"KAMMENNYI TSVETOK(カーミニツヴィートク)"は鉱物蒐集に関する個人的な覚え書きのBlogですFC2より引っ越しました。 サイト名は真の美しさを求め石の花を追い求める石工を描いたロシアの作家パーヴェル・バショーフの小説集の題名「石の花」のロシア語表記から採りました。 *当サイトの管理人は著作権を放棄しておりません、文章及び画像の無断転載はご遠慮下さい。

癒される色彩

クリソコラマラカイト


ChrysocollaMalachite/Arizona,USA

本日は久々に再会した友人とお茶しながら歓談、その帰りに行きつけの地元の標本屋さんに立ち寄ってみました。

そこで非常に美しいクリソコラマラカイト(ChrysocollaMalachite)を発見。

ただ今酷い財政難なのですが、お値段が超お手頃だったので(1000円でオツリが来たビバ地元!)ついついお迎えしてしまいました。

緑に縁取られた部分がマラカイト(孔雀石)、繊細なブルーの波紋の様な模様がクリソコラ(珪孔雀石)です。

この2種の鉱物とアジュライト(藍銅鉱/Azurite)は銅の鉱床から生まれる組成の似た鉱物同士、良くこの様な混ざり合った姿で見つかります。

大自然を連想させる、見ているだけで癒される色彩、ニュージーランドで見た氷河から生まれた湖を思い出します。

パワスト的には女性エネルギーのバランスをとり肉体と精神の調和を促してくれる石だそうです。

なるほどそう云う意味でもストレスだらけの今の自分には確かに必要な石なのかも(^^;

御店主とお話していたら、最近エジプトに行って来たとの事。

銃を構えるガードの目を盗んで命がけで採取(?)してきたアブシンベル神殿前の砂を分けて頂きました。

サハラの沙漠の砂は何故か北部は白っぽく南に行くに従って赤くなって行くのだそう、なるほどアブシンベルは南にある遺跡なので砂もご覧の通り赤っぽい色ですね。


アブシンデル神殿の砂